放射線科の看護師求人

放射線科について

放射線科は「画像診断部門」と「治療部門」に分かれており、それぞれ特徴があるので看護師は専門知識を深めることができる診療科です。 さまざまな治療を行うために検査を行いますが、そこで必須なのが放射線科で用いる検査機器になります。 レントゲン造影、血管造影、消化管造影、MRI、CT、PET、SPECT、超音波検査などを行いますが、実際に機器を操作するのは医師や専門技師です。

しかし患者さんのサポートや医師たちの補助を行う看護師も、しっかりと勉強して知識を得ておく必要があるんですよ。 実際の放射線科は、放射線科専門の看護師を配置している施設は少なく、必要な時に他の診療科から看護師にきてもらうという場合が多いようです。

放射線科の主な仕事内容

放射線科では看護師が実際に検査機器を扱うわけではありませんが、医師や放射線技師と連携して正確な診断と治療を行うことが大事です。 そんな放射線科での看護師の仕事は、各機器の準備や片付け、検査前後の患者さんへ説明や介助、記録業務となります。 放射線科で取り扱う医療機器は、治療にかかせない検査を行い的確な診断ができる最新機器ですので、医療の最先端を学ぶことができる反面仕組みや技術を身につけるために勉強しておいたほうがよいですよ。

また、放射線科を極めたい看護師には「がん放射線療法看護認定看護師」や「認定IVR看護師」を目指すことをおすすめします。 放射線科の治療部門では、放射線でがん治療を行いますので、より患者さんへ適切な看護を提供できるように「がん放射線療法看護認定看護師」が2010年に認定されました。 「IVR認定看護師」は2008年に日本IVR学会で認定が始まりました。 IVRとはがん患者さんに血管造影やX線透視、CTなどを使いながら、カテーテルや針を疾患部分に挿入し治療することで、患者さんへの負担軽減につながる治療法のことです。 IVR認定看護師は、がん治療技術の進歩とともにレベルの高い医療知識と技術を持つことで、患者さんに安心と医師や技師への適切なサポートが行える資格です。

放射線科のメリット&デメリット

放射線科は特殊な診療科ですので、一見地味で暇なのかもと思うかもしれませんがそんなことはありません。 放射線科こそ影で医療を支える柱となっているので、とても勉強になることが多いんですよ。 メリットは、放射線科のスペシャリストになれるということです。 認定看護師資格も取得が可能ですので、その道を究めることができるのはどこの診療科に転職したとしても有利です。 また、最新の医療機器を身近で体験できることは、スキルアップできます。

一方デメリットは、専門過ぎて機器の操作や特徴などをしっかり勉強しなければいけないところです。 看護師は患者さんにとって、とても身近な存在ですので予期せぬ質問をされることも多いんです。 勉強不足では十分な回答はできず、患者さんに不安を招いてしまうことになりかねません。 実際に機器を操作するわけではなくても、理解しておくことと、患者さんにわかりやすく説明できるというのは大事なことですよ。

放射線科夜勤や残業

放射線科専門のクリニックというのは存在しないので、放射線科は総合病院などの大病院勤務になります。 また、放射線科専門看護師の募集は少なく、もし専門看護師だった場合は日勤勤務だけで夜勤なし&残業少なめなようですね。

大半の放射線科では、他の診療科から必要な時に手伝ってもらうことが多いです。 基本的に内科や外科、眼科などから放射線科に手伝いにいく場合が多いため、お手伝いが終われば本来の業務に戻るという勤務形態になります。

サイトマップリンクについてスタッフブログ運営者情報
Copyright 2010-2014 看護師の転職・求人ランキング All Rights Reserved.