内科の看護師求人

内科について

内科というと一般内科に該当し、総合的な内科治療を行います。 総合病院であっても、呼吸器内科や循環器内科という診療科の他に、総合内科や一般内科と標榜されています。 これらの内科は、患者さん自身が体の不調の原因がわからない場合にかかる科ですので、多くの診療科の中でも患者さんの数は最も多いのが内科です。 個人病院でも内科クリニックでも、週明けの月曜日や週末はとても込み合う診療科ですね。

内科には急性期、慢性期、回復期、人工透析、ターミナルケア、在宅医療などのトータル医療が含まれていますので、知識や技術を幅広く知る必要があります。 特に認定看護師を目指すのに適していますので、「がん化学療法看護認定看護師」「がん性疼痛看護認定看護師」「糖尿病看護認定看護師」「感染管理認定看護師」「緩和ケア認定看護師」「透析看護認定看護師」など自分が究めたい分野が見つけやすいんですよ。

そんな内科での看護師業務や実際の現場はどんな様子なのか、内科経験のある看護師の声をあつめてみました。

内科の主な仕事内容

内科は外科のように手術があるわけではありませんので、基本は投薬による治療を行います。 小児は小児科にかかるため、患者さんは大人です。 若い人から高齢者まで年齢幅があり、様々な症状の患者さんが集まるのが内科です。 内科看護師が行う仕事内容は、一般的な看護業務になり、問診、バイタルチェック、注射、点滴、採血、検査、医師のサポート、患者さんへの説明や案内などです。 特に内科看護師に必要なスキルは、適切な判断力です。

その理由は、風邪や胃腸炎、インフルエンザなどは季節的疾患の流行時は、極端に患者数が多く診察室は満員ということもザラです。 そのため、内科看護師に必要とされるのは、素早い対応と流れをよんで適切な行動をとれるかということなのです。 また、検査や注射などの頻度が多いので、機器や薬剤の知識も必要とされます。 患者さんによっては、医師に聞きたい薬や病気のことを身近で質問しやすい看護師に聞く人もいますので正確な知識が必要になるんですよ。

意外に多い疾病は、「糖尿病」「高血圧」ですので、命に関わる病気を持った患者さんと接する機会の多い科です。 手術をせず投薬治療となりますので、患者さんのステルベンに立ち会うこともあり、悲しみから「看護師なのに無力だ」と落ち込んでしまう経験者もいます。 病気の患者さんと向き合った分、悲しみも大きくなりがちですが、自分なりの精一杯を注ぎ込んだと思えるように経験を積める現場ですよ。

内科のメリット&デメリット

内科では看護技術や知識を幅広く学べ、レベルアップしていけるところがメリットでしょう。 特殊な専門分野を深く学ぶ診療科もありますが、まずはバランスよい内科で経験を積むことが、今後の転職したとしても必ず役に立ちます。

デメリットといえる点は、外来では患者さんの数が多すぎて流れ作業になってしまいがちなところかもしれません。 患者さんとじっくり向き合いたい看護を目指すのなら、急性期の一般内科は不向きといえます。 業務の先々を考えながら患者さんへのスムーズな診療を進めていても、具合の悪い患者さんからは「まだですか?」と言われることもシバシバ・・・。 また、入院中の患者さんの死に向き合うこともあり、心が痛いこともあるのがデメリットでもあります。

内科夜勤や残業

内科でも大学病院や総合病院など大きい医療機関では、夜勤あり&残業ありがほとんどでしょう。

小さな個人病院やクリニックでは病床数次第で夜勤の有無があり、残業もゼロというところもあります。 小さな医療機関では常連の患者さんが急病で診療時間ぎりぎりに来院したとしても、医師の診察と投薬や注射などで終わるため短時間で終わります。

外来看護師が対応する場合はちょこっとの残業で済みますし、夜勤看護師にバトンタッチして残業しない方針の医療機関もありますので、実際働いてみないとわからない部分でもありますね。

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